サビ残代とは
「サビ残代(さびざんだい)」とは、一般的に「サービス残業」によって従業員が費やした時間や労力に対して、本来支払われるべき対価が支払われないこと、あるいはその「見えないコスト」を指す造語です。法的に定義された用語ではありませんが、実質的な未払い残業が個人のキャリアや生活に与える負の影響を表現する際に用いられることがあります。
サービス残業は、労働基準法で定められた労働時間の上限を超えて労働したにもかかわらず、残業代が支払われない労働形態を指します。このサービス残業が常態化すると、従業員は労働時間に見合った賃金を得られないだけでなく、プライベートな時間の喪失、疲労の蓄積、ストレス増加、スキルアップ機会の逸失など、多岐にわたる「代償」を支払うことになります。これらの目に見えない、あるいは金銭では測れない損失を総称して「サビ残代」と表現するケースが多く見られます。