手当とは
手当とは、基本給とは別に、特定の労働条件や生活状況に応じて企業から従業員に支払われる賃金のことです。基本給が労働の対価として固定的に支払われるのに対し、手当は「特定の事情」に対する補填や奨励の意味合いが強いのが特徴です。例えば、残業に対する「時間外手当」、通勤にかかる費用を補填する「通勤手当」、家族を扶養している従業員への「家族手当」など、その種類は多岐にわたります。
手当には、法律で定められた「法定手当」と、企業が独自に定める「法定外手当」があります。法定手当の代表例は、時間外労働、深夜労働、休日労働に対して支払われる割増賃金です。これらは労働基準法で支給が義務付けられており、企業は必ず支払う必要があります。一方、法定外手当は、住宅手当や役職手当、資格手当など、企業の就業規則や賃金規程に基づいて支給されるものです。これらの手当の有無や金額は企業によって大きく異なり、給与総額に占める割合も様々です。