目標管理制度とは
目標管理制度(MBO:Management By Objectives)とは、従業員一人ひとりが自らの目標を設定し、その達成度合いによって評価を行う人事評価システムの一種です。この制度の大きな特徴は、目標設定のプロセスにおいて、上司と部下が対話を通じて合意形成を行う点にあります。これにより、個人の目標が組織全体の目標達成にどのように貢献するのかが明確になり、従業員は自身の業務が持つ意味や重要性を理解しやすくなります。
具体的には、まず組織全体の目標が設定され、それが各部署、そして個人の目標へとブレイクダウンされます。従業員は上司との面談を通じて、自身の役割や能力、キャリアプランを踏まえた上で、具体的な目標を設定します。この目標は、一般的に「SMART」原則(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性、Time-bound:期限付き)に基づいて設定されることが多いです。期間終了後には、設定した目標に対する達成度を評価し、それが昇給や昇進、賞与などの人事評価に反映されます。